キャリマガ!とは

──コミ福の、会いたい人に会いに行く──

今回、キャリアテラス初の企画として
Webマガジン「キャリマガ!」を始動することになりました!

この企画では、「コミ福の、会いたい人に会いに行く」をコンセプトに、
コミュニティ福祉学部に縁のある方々の声を取り挙げます。

学部の特徴や魅力を、高校生や在学生、卒業生のみなさまに
発信していこうと思っています!

VOICE 1 2022.3.22 2022年度コミュニティ福祉学部3学科長対談

(左から)
福祉学科:飯村 史恵先生(担当講義:「権利擁護と成年後見制度」)
コミュニティ政策学科:原田 晃樹先生(担当講義:「地方自治論」)
スポーツウエルネス学科:安松 幹展先生(担当講義:「運動生理学」)

記念すべき第1号は、2022年度の3学科長に「コミ福ってどんな学部?」をテーマに、インタビューをさせていただきました。また、今回は学部の方々から質問を募り、お答えいただきました

── コミュニティ福祉学部にとっての福祉とは何か?

介護や子育てだけではない福祉

飯村先生:福祉や社会福祉と聞くと、どうしても介護や保育が連想されやすいです。けれど、本当はもっと幅広い支援を指す言葉なんです。社会に潜む見えにくい課題に焦点を当て、それらをどのように見つけ、サポートするのかを考えることが福祉なのです。

社会的に弱い人が福祉の対象なのか

原田先生:福祉には、社会的に「弱い」とされる人たちをサポートするというイメージがあると思います。しかし、たとえば子ども食堂の多くがシニア世代で支えられるように、「弱い」とされる人たちも誰かを支えることができます。支援する-されるという関係ではなく、支え合いの社会づくりをめざすのが「コミュニティ福祉」であると思います。

大学理念と共にあるコミュニティ福祉学部

安松先生:コミ福における福祉の視点は、立教大学の教育理念に通じていると思います。真理を探究し、世の中のために活躍する教養人を目指す。この理念を実現するにあたり、自他を尊重し合う福祉の視点は、必要不可欠なものではないでしょうか。

── 各学科で大切にしていることとは?

当事者の視点に立って福祉を考える

飯村先生:福祉において、目に見えているものが全てとは限りません。見えにくいものをどのように見つけ、サポートするかが重要となります。そのため、「想像」と「創造」を基盤とし、当事者の視点に立って「福祉とは何か」について考えることを福祉学科では大切にしています。

自分の目で見て学ぶ力

原田先生:コミ政学科では、社会問題を解決する手法も学んでいますが、その際重要となるのは「現場から学ぶ力」です。社会問題は、特定の場所や時間に存在しているわけではありません。自分の目で見て現場を確かめ、必要な政策を考えていく姿勢をコミ政学科では大切にしています。

一人ひとりがより良く生きていくためのウエルネス

安松先生:スポウエル学科では「健康」ではなく、一人ひとりがより良く生きていく世界を創るための「ウエルネス」について学びます。そこには、お互いの存在を尊重し合う「リスペクト」が欠かせません。「リスペクト」の気持ちがあってこそ、学びが深まる学科です。

── まとめ

福祉を想像するとき、その多くは、介護や児童福祉だけが想像されやすい。けれど、この言葉はもっと広義な意味を持っている。福祉的視点は、私たちに、社会に潜む問題を見出してくれる可能性を秘めている。

コミュニティ福祉学部では、現場体験を通して得た当事者の視点を大切にする。社会と個人に向き合い、どのようにして人々の「幸せ」を実現できるのかを考える学部である。

コラム 〜在学生に聞いてみた!入学時から現在におけるコミ福の印象と魅力の変化について〜
person1福祉学科 Aさん

──入学時の印象と魅力

珍しい学術分野を研究していて、大学の先生たちはお堅い印象だった。魅力は資格を取得するための授業が揃っていて4年間かけて国家資格取得に向けた勉強ができること!

──現在の印象と魅力

先生たちは優しく親身になって、学生ひとりひとりに向き合ってくれる。魅力は自分の学びたいことや興味のある分野を専門的な領域まで追求して学ぶことができること!

コミュニティ政策学科 Bさんperson2

──入学時の印象と魅力

いろいろな学問を学べるから、多様な価値観と経験を持つ学生が多いって想像していた。他の学校や学部以上に、全国から多種多様な学生が集まることが魅力だと感じていた。

──現在の印象と魅力

本当に学生の関心分野やバックグラウンドがそれぞれ全く異なる印象がある。魅力は、必修科目が少ないから、自分の興味関心に沿って中で学べることと 先生も含め、学科の雰囲気が温かいこと!

person3スポーツウエルネス学科 Cさん

──入学時の印象と魅力

スポウエル学科という名前だけあって、様々なスポーツ経験者がいる印象だった。魅力は、スポーツを福祉的、また、社会的な視点から学ぶことができるところだと思った。

──現在の印象と魅力

スポーツを通してすぐに親交を深めることができ、複数の視点からの意見を交換することができる印象がある。魅力は、スポーツが現在抱えている課題を具体化して、個人的見解から課題解決に結びつける答えを出すことができることだ。する、見る、支えるから成り立つと言われるスポーツ。学生時代部活動において「する」に特化してきたものを、見る、支えるという視点へと授業を経て、幅を広げることができると感じる。

編集後記 〜対談を受けての感想〜

矢沢:コミ福は、何を学ぶところなのか。正直なところ、この問いは私の中にずっとありました。助けを必要としている人たちに向けた取り組みを考える学部、という印象は間違いではないと思います。けれど、それだけではなく、コミュニティ福祉とはもっと広義な言葉であり、「個人が幸せに生きる社会」のことを指していると考えました。そして、このような社会構築のための手段を追求するのが、この学部であると思います。

荒井:「幸せ」について考える時、前例に当てはめた・固定された視点では、一人ひとりに合った「幸せ」を見つけることはできません。コミ福では、一人ひとりの「幸せ」について考えるため、一つの視点に縛られることなく学びを展開できるような工夫がされているのだと、今回の対談を通して知ることができました。

高木:3学科長にインタビューし、コミ福になぜこの3つの学科が編成されているかが理解できました。「いのちの尊厳のために」という理念のもと、介護や保育という福祉のイメージに囚われず、現場というミクロ視点から社会の発展というマクロ的な学びを探る。この3学科だからこそシナジーをうみ、更なる学びの探求に繋がっていくのだと思います。

[マガジン作成者]

編集:福祉学科3年 荒井 優杏
        コミュニティ政策学科3年 矢沢 あすか・高木 裕人
撮影:福祉学科3年 戸鹿野 茜

問い合わせ先
コミュニティ福祉学部インターンシップ・キャリア支援室
komifuku-career@rikkyo.ac.jp