大学院生インタビュー

秦 絵莉香
コミュニティ福祉学研究科博士課程前期課程1年

大学院に入学しようと思ったきっかけを教えてください。どのような点に魅力を感じましたか。

大学時代、将来のことを考えたとき、就職をして働くには未熟であると感じ、本当に自分がやりたいことは何かを深くえた時期がありました。その頃は、大学院進学を全く考えていませんでしたが、当時の大学で出会った先生の目に、私には大学院で勉強し、自分自身の興味関心を探求することが向いていると映ったとのことで、大学の先生からの勧めで大学院進学を決めました。
大学時代は他大学で観光系の勉強をしており、地元である大分県玖珠郡玖珠町の地域振興について考える機会が多くありました。そこで、大学生活の集大成として、自分の興味関心のあることにチャレンジしてみようと、自身の好きなスポーツでの地域振興を考えた取り組みを行いました。そこでダンススイミングというスポーツに出会い、このスポーツの魅力とそれに取り組む地域住民と地域環境について深く掘り下げていこうと思ったことが今の研究の基盤になっています。
スポーツによる地域振興とコミュニティ形成、これを実践し、理論づけていこうと考えたとき、立教大学コミュニティ福祉学研究科にスポーツ社会学がご専門の松尾教授がいらっしゃったことから、ここで学びたいと思い、立教大学コミュニティ福祉学研究科に進学を決めました。

大学院の生活について教えてください

立教生として、そして大学院生としての生活は未だ4ヶ月目と不慣れなことばかりですが、大変充実した毎日を送ることができています。授業では、教職関係の授業や、研究の基礎を固めるべく、スポーツを専門に学ぶだけではなく、広くコミュニティや福祉、公共についての講義を受けています。
大学以外では、地元である大分県玖珠郡玖珠町を研究フィールドとし、地元の中学校で“ダンススイミング”というスポーツを通した地域振興の活動を行っています。そのため、月に1・2回東京と大分を往復する生活を送っています。入学後の4ヶ月は精神的、肉体的にとても大変でした。しかし、この生活を妥協することなく乗り越えていけば、将来どんなことでも乗り越えていけると信じ、頑張っています。

どのような研究を行っていますか。研究の面白さについて教えてください。

地元である、大分県玖珠郡玖珠町を研究フィールドとし、大学時代より行ってきた、“ダンススイミング”というスポーツを通じた地域振興を深く掘り下げていくことを大学院での研究としています。具体的には、ダンススイミングを通してどうコミュニティが形成されていくか、ダンススイミングを実践する子どもたちが地域と関わることでどのようなコミュニティ意識を持つようになるのかを研究したいと思っております。自分の学んだことを実践に移せる場がすでにあり、それが自分の育った街への知識の還元と考えると、モチベーションとなり、関連すると思ったことを楽しく学ぶことができています。

大学院の勉強は将来どのように生かしたいと思っていますか。

現在の学びが将来何に生かせるのか未だ想像できていません。将来に生かそうと思って学ぶのではなく、自分の心の思うままの道を進んでいき、一つ一つを一生懸命に取り組んでいると、いつか学んできたことの点と点がつながるのではないかと思い、日々過ごしています。

最後に、受験を考えている方に、コミュニティ福祉学研究科の特徴や魅力を伝えてください

これは、私自身が自分に対して思うことでもありますが、大学院では中途半端は許されません。先生方や一緒に授業を受ける大学院生は相当な時間の勉強をしています。そのため、自分自身が中途半端であると、すぐに見破られます。しかし、一つ一つを妥協することなくしっかりとこなし、乗り越えていくと、理想の自分に近づくことができますし、今は見えない景色が見えてくるのだろうと感じています。
正直、大学院進学は楽な道ではありませんが、もっと自分自身を磨きたいと思っている人や、日々過ごしている環境の中で興味関心を持っていることがあり、それを追求したいと感じている人は、大学院に進学すると、未だ想像していない自分に出会えたり、未だ見ぬ景色が見えてきたりする時がくるかもしれません。それを実行・実感できるのが、立教大学コミュニティ福祉学研究科だと思っています。是非、自分自身を高めたいと思っている人は大学院への進学を検討してみてください。

※2019年インタビュー当時の情報です。