大学院生インタビュー

朴東民
コミュニティ福祉学研究科博士課程前期課程2年

立教大学コミュニティ福祉学研究科に入学した理由を教えてください。

2013年に立教大学コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科に入学して以来、自分の専攻領域以外にもいろいろな興味深い授業を横断しながら受けることによって、大学に入学する以前よりもっと広い視野を持ち、私がそれまで気づいていなかった様々な社会問題や事実に気づくことができました。特に、今の指導教員である湯澤直美先生の授業では、私が学生時代に直面していた困難や留学生活の中で経験していた労働問題等に関連した社会問題に出会うことができ、こういった自分の関心分野の知識を大学院に進学して一層深めていきたい思いコミュニティ福祉学研究科への入学を決心しました。

大学院生としての代表的な一日について教えてください。

平日は、朝10時頃から午後6時まで、授業を受けたり、学部授業のアシスタンス業務に携わったり、自主学習をしたりしています。夜は日本人に韓国語を教えるアルバイトを週2回したり、家の近くにある障がい者支援センターで夜9時から翌朝9時まで宿泊介助するアルバイトを週1~2回したりすることで、貴重な体験をしながら生活費も稼いでいます。
土日は、現在奨学金をいただいているロータリー米山記念奨学会の定例会等に月2~3回参加したり、月1回の研究会等で多様なテーマの研究に取り組んでいる人々の報告やお話を聞いたりします。そして、時間が空いている時は、友達と遊びに出かけたり、食事に出かけたりしながら、生活のメリハリを付けています。

どのような研究を行っていますか。研究の面白さについて教えてください。

今日の日本社会では、依然として長時間労働を前提とした働き方が社会問題となっています。このような状況の中で、父親一人で仕事と家庭生活を両立しなければならない父子家庭の生活実態を明らかにし、父子家庭がワーク・ライフ・バランスを実現するために必要な社会的支援のあり方を考察することを目的として研究を進めています。
本研究における父親に対するインタビュー調査の中では、文献を通して既に知っていた事実でも、それを父親の生の声で聴くことによって、その切実さを肌で感じたり、今まで知らなかった新しい事実を発見したりする時がありました。このような作業を通して自分なりの視点で新しい知を完成させていくというところが、研究でしか味わえない醍醐味ではないかと思います。

大学院の勉強を将来どのように活かしたいと思いますか。

卒業後は、私がそれまで積んできた知識と経験を活かして、世の中にまだあまり知られていない社会問題を人々に発信し、意識を喚起することによって、社会問題の解決に働きかけていくような人になりたいと思います。このような夢を達成するため、まず今私が取り組んでいる研究を社会にどう活かすことができるだろうかという研究の社会的意義を常に吟味しながら、一つ一つの目標に向けて前進していくことが重要だと思います。

最後に、受験を考えている方に、コミュニティ福祉学研究科の特徴や魅力を伝えてください。

コミュニティ福祉学研究科には、実に多様な専門領域で研究・実績を積み重ねてきている優秀な先生たちがいらっしゃいます。そのため、幅広い学問分野に接しながら、異なった視点や方法論、考え方に触れ、そのことによって自分の専門分野の知識も一層広め、深めることができることがコミュニティ福祉学研究科の魅力ではないかと思います。

※2018年インタビュー当時の情報です。