大学院生インタビュー

上野浩暉
コミュニティ福祉学研究科博士課程前期課程2年

大学院に入学した理由を教えてください。どのような点に魅力を感じましたか。

大学時代にフィンスイミングに出会い、この競技をこれからも探求していきたいという思いがありました。一方で、競技を通じてその環境や立場について疑問を感じる点もあり、これを解き明かすことで、文武両道をより高いレベルで実践したいと考え、大学院進学を決めました。大学院は、大学よりも授業時間が少なく、空き時間の多くを自分で管理して研究や競技活動を進めていくという点が、難しい点でもあり、魅力的な点でもあります。立教大学の大学院は、学生の意思を汲み、積極的にサポートしてくれる雰囲気があると感じています。

大学院生としての生活について教えてください。

9:00-10:30 大学院授業
10:30-13:00 研究活動(論文抄読、調査用紙の作成)
13:00-14:00 昼食
14:00-15:30 学内施設にてウエイトトレーニング
15:30-18:00 研究活動(論文抄読、調査用紙の作成)
18:00-20:00 学外施設にてフィンスイミングトレーニング

どのような研究を行っていますか。研究の面白さについて教えてください。

私は、日本スポーツ界において、大学スポーツを統轄している「学生連盟」と呼ばれる組織について研究しています。具体的には、「学生連盟」の歴史を調べ、日本スポーツ界の発展にどのように寄与してきたのかを明らかにしようとしています。「学生連盟」という組織の、これまでの歩みを明らかにすることは、今後のあり方を考える視点にも繋がります。最終的には、「学生連盟」の将来にアプローチできるような研究にしていきたいです。
私の研究は科学実験などが必要な分野ではないため、研究活動は主に、文献や論文を調査することで進めていきます。そのため、研究室に行かなければ活動ができないというものではなく、自宅や移動中の車内などでも進めることができます。私の場合、練習や遠征などで研究室にいられる時間が少ないので、隙間時間を活用して研究を進めています。
研究を通じて知見が広がり、多角的に物事を捉える力が磨かれていき、これまで分からなかった事が徐々にみえるようになる過程が、研究をしていて最も充実感の得られる面白い点であると感じています。

大学院の勉強を将来どのように活かしたいと思いますか。

私の研究が直接将来に関係してくるかはわかりませんが、「学生連盟」のように、スポーツの環境構築に携われるような場所で、将来活動していきたいと考えています。特に、私も行っているフィンスイミング競技においては、今後の更なる発展のため、学生スポーツとしての働きに着目して、「学生連盟」に準じるような組織を作り出していきたいです。

最後に、受験を考えている方に、コミュニティ福祉学研究科の特徴や魅力を伝えてください。

大学院では、何かを「しなければならない」というものはほとんどなく、多くを、自分で考え実践していく必要があります。大変な部分でもありますが、研究を通じて、大きく成長を実感できる場でもあります。コミュニティ福祉学研究科は、先生方と学生の距離が非常に近く、学生の力のみでは得られない、社会に触れる実践的な経験を積むことができます。研究をすることだけが大学院生活であると考えずに、ぜひ、自分のやりたい事を追求する場として、大学院への進学を検討してみて下さい。

※2018年インタビュー当時の情報です。