課程主任挨拶

前期課程主任挨拶

前期課程主任 原田 晃樹
前期課程主任 原田 晃樹

コミュニティ福祉学研究科は、「いのちの尊厳のために」という理念の下、ソーシャルワーク研究領域、コミュニティ政策研究領域、スポーツウエルネス研究領域、福祉人間学研究領域という4つの研究領域から構成される大学院です。
現代社会はグローバル化し複雑化しつつあるといわれますが、それに伴い社会問題も複雑化しています。たとえば、単身高齢者の社会的孤立の問題に対処しようとすれば、心身の健康を維持する観点からのアプローチは重要ですが、他方で経済的な視点や法的な視点からのアプローチも求められます。また、家族・企業・地域といった従来のセーフティネットが弱体化し、社会的連帯の意識が希薄になったという問題関心からのアプローチもあるでしょう。これらの取組はいずれも重要ですが、当事者の視点に立てば、一人一人の事情が異なる以上、単一の取組として個々バラバラになされる限り、真の解決に至らないことは明らかです。しかし、困難を抱える、あるいは感じている人は、通常こうした問題を複合的に抱えていることが多いにも関わらず、政府や企業などの単一のセクターによる対応では、どうしても当事者そのものを見るというよりは、その分野のドグマを通じて捉えてしまいがちなのです。
本研究科は、こうした困難な時代において、「コミュニティ」をキーワードとし、それを新しい形で再生させ、持続可能な地域を作り出し、かつ、ソーシャルワークの実践、あるいはスポーツを通じて、人々の幸せ=ウェル・ビーイングを追求することを目的としています。コミュニティを基盤として、各々の専門的な知見を深めつつ、現場で生起するさまざまな問題を複合的な視点に立って捉えられるようにすることを目指しているのです。そのため、教員はもちろん、多様な専門を学ぶ学生や実践家が集い、活発に議論し学び合う場ができています。
是非、本研究科でみなさんの学びを深めてみませんか。

後期課程主任挨拶

後期課程主任 大石 和男
後期課程主任 大石 和男

立教大学コミュニティ福祉学研究科後期課程は、同研究科前期課程と同様に4つの研究領域(ソーシャルワーク研究、コミュニティ政策研究、スポーツウエルネス研究、福祉人間学研究)で構成されます。これらの領域は、現代社会を考える上でのキーワードであるグローバリゼーション、異質性、多様性、共生、ウエルネスなどに象徴される社会の種々の課題に応えていくために設けられました。この広い領域を反映して、本研究科では研究者や専門職業人、また独自の専門的活動を目指す皆さんが、多岐にわたる研究テーマでそれぞれ興味深い研究を深めて博士論文にまとめられています。私たちスタッフは、このような研究活動に関わる様々なニーズに応えられるように、できる限り皆さんをサポートいたします。また大学組織全体としても、皆さんの研究活動やその基盤となる経済的なサポートの深化を目指しています。立教大学では各種の奨学金制度、学術推進特別重点資金大学院学生研究制度や学会発表奨励金制度、それにTA(ティーチングアシスタント)制度などを設けております。併設するコミュニティ福祉研究所でも、学術研究推進資金大学院生研究制度等で皆さんを応援しています。最近では国も重い腰を上げ始め、従来の日本学術振興会特別研究員制度等に加えて、大学フェローシップ創設事業や生活費を支援する新制度の導入等を発表しています。この機会に、ぜひとも私たちと一緒に社会をより良いものとする研究をしてみませんか。