修了生コメント

杉原 宗
コミュニティ福祉学研究科博士課程前期課程修了

大学院での生活・経験について教えてください

私はもともと教員志望だったので大学卒業後すぐ教員になるつもりでした。大学院で学ぼうと思ったのは、教育実習の終え、生徒に対して自信を持って指導できないと感じたことがきっかけでした。大学院では、高校野球の指導のあり方について研究しました。全国の高校監督と大学硬式野球部員に対して調査を行いました。

現在の仕事やその他の活動について

終了後は、岐阜県の高等学校の保健体育科の教員として採用され、4年間勤務しました。現在は教育委員会から知事部局へ出向し、公務員として勤務しています。
教員の主な仕事を紹介します。一つ目は体育や保健などの教科指導です。週に14時間担当しました。やる気を引き出すために、授業で到達したい目標を具体的に提示することを意識しました。二つ目は、学級運営です。自分のクラスを持ち、学校生活の指導にも取り組みます。生徒の成長が日々感じられ、とてもやりがいのある仕事です。三つ目は校務分掌の仕事です。校務分掌とは学校運営上必要な業務分担のことです。私は、生徒指導部で生徒会の業務を担当しました。主に学校行事の運営や生徒会の常時活動の指導を行いました。四つ目は部活動指導です。硬式野球部の指導に携わりました。2年目からは監督として業務に当たり、部員数が少ないなか6年ぶりに地区予選を突破し県大会に出場することもできました。このほかにもさまざまな仕事がありますが、日々、生徒と関われる楽しさを感じることが教員の仕事のやりがいです。

大学院と現在の仕事の関連について

研究を通して今の仕事に生きているのは、一つの物事に対し多くの視点から考えることです。指導者と選手の両側から研究したからこそ、指導のあり方の核心に近づけたと感じました。複数の視点から物事を考えることは、教員という仕事に生かせています。
私にとって大学院の2年間は、人生の中でも宝物です。研究室の先生や仲間の語り合った時間や、野球部のコーチとしての時間、様々なスポーツを見たことなど、すべてが今の人生にとってなくてならないものです。みなさんの人生の宝になるような時間を大学院で過ごせること期待しています。