コミュニティ福祉学会“まなびあい”第9回年次大会
第9回年次大会 テーマ:<働くこと>の意味を問う。
〜今、働いている人、これから働く若者たちへ~
- 日 時:2016年11月12日(土)13:30~19:20 (13:00受付開始)
- 場 所:立教大学新座キャンパス
今回の大会は、上記のテーマを基軸として今日のワーキングプアやブラックバイト問題等のまずは若者をめぐる労働問題から「働く」ことの意味を問いながら、「労働者として働く者の権利」の真の意味を皆で考え、「自分の生き方」や「就活のヒント」が得られる機会になることを目指しています。
講演会にブラックバイトユニオン共同代表の渡辺寛人氏をお招きし、ブラックバイト問題への取り組みについてお話いただきます。
分科会では、自由演題発表として、大会テーマにとらわれず、学生、卒業生、教員の皆さんが日ごろ研究、調査しているテーマの発表を行います。懇親会では、学生、卒業生、教員など様々な立場の方が分け隔てなくお互いに語りあい、“まなびあい”が「現場と大学の架け橋」の役割となることを期待しています。コミ福の輪を広げる、きっかけになれば幸いです。皆様お誘いあわせの上、ぜひご参加ください。
講演会
「ブラックバイト問題とユニオンの取り組み」
- 日時:2016年11月12日(土)15:50~17:50
- 会場:立教大学新座キャンパス 4号館 N431教室
みなさんのバイト先で、こんなことはありませんか?
- ・バイトを辞めたいのに辞めさせてもらえない。
- ・自社の商品の買い取りを命じられる。
- ・テスト期間にも無理やりシフトを入れられている。
- ・シフトの時間外も働いているのに、その分の給料が払われていない。
■講師■
渡辺(わたなべ) 寛人(ひろと) 氏 (ブラックバイトユニオン共同代表)
1988年神奈川県生まれ。社会福祉士。大学院生。貧困研究、福祉社会学。ブラックバイトユニオン共同代表。3.11以降、仙台POSSE代表として被災者支援に取り組んでいました。共著に『断絶の都市センダイ』(朝日出版)。
■講演概要■
学生が学生らしい生活を送ることができないほどの過酷なアルバイト、いわゆるブラックバイト問題が広がっている。しかし、「アルバイトなんて辞めればいいじゃないか」という声も根強い。本講演では、ブラックバイトユニオンの取り組みから見えてきたブラックバイト問題の実態や背景を紹介し、なぜアルバイトを辞めることができないのか、ユニオンを通じてブラックバイト問題に取り組むことにどのような意義があるのかを考えていく。
コミュニティ福祉学会“まなびあい”第9回年次大会プログラム
(最新情報を随時掲載しますので、ご確認ください。)
*受付は、総会、研究実践奨励賞授賞式終了後は、各会場の入り口へと移動致します。
- 開催要項ダウンロードはこちらから>>コミュニティ福祉学会“まなびあい”第9回年次大会開催要項
- 分科会タイムテーブルはこちら>>分科会タイムテーブル(PDF) 分科会タイムテーブル(エクセル)
- 分科会発表概要>>分科会発表概要(PDF)