コミュニティ政策学科3年 和嶋美莉奈さんに「オリパラの世界をのぞいてみよう」開催までの思いを伺いました

2019年11月2日、3日に、コミュニティ政策学科3年の和嶋美莉奈さんが中心となって作り上げてきたイベント「オリパラの世界をのぞいてみよう」が開催されました。企画から当日の運営まで時間をかけて取り組んできたイベントへの思いを、和嶋さんに伺いました。

 

パラスポーツの楽しさを感じてもらい、東京オリ・パラを盛り上げたい

コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科3年の和嶋美莉奈です。

私が所属する立教大学オリンピック・パラリンピック支援研究会(以下、オリパラ 研究会)は、11月2日、3日に立教大学新座キャンパス体育館で、「オリパラの世界をのぞいてみよう」というタイトルのもと、パラスポーツ体験会・展示会を開催いたしました。

このイベント開催に、私は強い思い入れがありました。それは、「立教の学生や地域の方々にパラスポーツの楽しさを感じてもらい、少しでも東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げたい」という思いです。

 

 

立教大学は2024年の創立150周年に向けた長期ビジョン「RIKKYO VISION 2024」の中で、東京オリンピック・パラリンピックプロジェクトの推進を挙げています。また、新座キャンパスはブラジルオリンピックチームのトレーニングキャンプ地となりました。その中で、2018年に学生が主体となってオリンピック・パラリンピックに関する知識や支援方法を中心に研究する「立教大学オリンピック・パラリンピック支援研究会」が設立されました。日本でオリンピック・パラリンピックが開催されること、そして、その大会にオリパラ研究会として何かできる環境に自分がいること。私はこの貴重な機会を大切にしたいと考え、オリパラ研究会に初期メンバーとして加入しました。

 

そして、活動2年目に突入した今年。私はもっと多くの方々にパラスポーツの魅力を知ってもらいたいと考え、昨年池袋キャンパスで行なったパラスポーツ体験会をさらに進化させ、今度は新座キャンパスで行いたいと考えました。具体的な内容としては、車いすバスケットボールとボッチャの体験会に加え、パラスポーツ4種のルールやポイントをまとめたものやブラジルオリンピックチームが新座キャンパスで事前キャンプを行った際にサポートに入った時の様子などをまとめたものの展示、ゴールボールとブラインドサッカーのミニ体験、パラ水泳ブースの出展、立教に所縁のある選手への応援メッセージを書いてもらうという内容です。

 

 

イベントを成功させるために、自分ができることを全うする

イベント当日の朝、メンバーに説明をする和嶋さん

しかし、新しいことをやるというのは簡単なことではありません。前例のないイベントの開催ということもあって、大学側の許可をいただく手続きや体育館の利用や備品の貸し出し等の手続きなどには時間がかかってしまい、その上で企画課の方や学部事務の方、体育館管理の方などに無理を言ってご協力をいただきました。私はこのイベントを行うことによって、多くの方々に迷惑をかけてしまっているという申し訳なさに押しつぶされそうになることがありました。しかし、私は何のためにこのイベントを開催したかったのか、ご協力していただいた恩はイベントの成功という形で返すことが一番ではないか、ということを自分の中で問い直しました。そして、地域の方々にパラスポーツの魅力を感じてもらい東京大会を少しでも盛り上げるということに加え、ご協力いただいた皆さんのためにもイベントを成功させるために自分ができることを全うすることを改めて決意しました。

 

 

今回は体験会だけでなく、展示物も作成して展示したいと考えていたので、模造紙にまとめる作業を昼休みや放課後を使ってオリパラ研究会のメンバーと一緒に行いました。イベントの告知は、HPやSNSへの掲載はもちろん、多くの地域の方や子どもたちに来ていたただきたかったので、6人で新座市内でのチラシ配りを丸1日行いました。体育館内のレイアウトは、動線を考えながら試行錯誤を重ねて作成しました。イベント運営側の人数に余裕がないことが発覚したときは、私の所属するしょうがい学生支援室で手伝ってくれる方を探したり、学内にポスターを貼ったりして、人手を集めました。毎日のようにイベント成功のことを考えて行動していたあの日々は、大変ではありましたが、とても充実していたと感じます。

 

 

すべての人の命の尊厳を守り、コミュニティを軸として誰もが豊かに生きられる福祉社会

子とも、ご高齢の方、しょうがいのある学生が 一緒にボッチャを楽しむ様子

そうして迎えることができたイベント当日は、小さなお子さんから親御さん、小・中学生、高齢の方、障がいを持った方まで、2日間で約240名の方々にお越しいただき、たくさんの笑顔を見ることができました。特に私が印象的だったのは、こちらの写真にもあるように、ボッチャという1つのパラスポーツ競技を、年代や性別の違い、障がいの有無にかかわらず、皆さんが一緒に楽しんでいる場面です。まさに、コミュニティ福祉学部が目指す「すべての人の命の尊厳を守り、コミュニティを軸として誰もが豊かに生きられる福祉社会」を垣間見たような気がしました。多くの人にパラスポーツの魅力を伝えたいと思って行動していた私ですが、今回のイベントを通して私自身もまた1つ、パラスポーツの魅力を感じることができました。

 

このイベントを開催するにあたって、企画課の方や学部事務の方、体育館管理の方、一般社団法人日本身体障がい者水泳連盟の方など、多くの方々にご協力をいただきました。皆さんからのご協力や応援をいただけた環境だったからこそ、私も思い切ってプロジェクトを進めることができました。今回のイベントに来てくださった方々が、当イベントを通してパラスポーツの楽しさを感じていただけていれば幸いです。そして、少しでも東京オリンピック・パラリンピックの盛り上がりの貢献に繋がっていればと思います。

今後もオリパラ研究会は2020年の東京大会に向けて、より一層活動に力を入れていきます。皆さん、一緒に東京2020を楽しみましょう!

 

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