『Sport Policy for Japan 2022』において、松尾哲矢ゼミチームが“最優秀賞”を受賞

2022年10月29日・30日、神奈川大学(みなとみらいキャンパス)にて開催された、『Sport Policy for Japan 2022』(主催:Sport Policy for Japan企画委員会、日本スポーツ産業学会)、(後援:スポーツ庁、(公財)笹川スポーツ財団、(一社)大学スポーツ協会(UNIVAS)、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ))において、スポーツウエルネス学科松尾哲矢ゼミチーム(3年次生、峯本 幸樹さん、市川 大輝さん、片平 義人さん、錦戸 楓南さん、松本 広人さん、髙橋 創太さん)が見事、“最優秀賞”を受賞しました。

 

※Sport Policy for Japan;SPJ(スポーツ政策学生会議)は、大学生による日本のスポーツ政策やスポーツ産業振興策についての研究成果を発表し議論する場として2011年に始まりました。学生同士でスポーツ政策やスポーツビジネスについて議論し、スポーツマネジメントやスポーツ政策などの研究者とスポーツに関わる実務家による評価・表彰を行っています。

 

『SPJ 2022』には、全国から22大学、53チーム、278名の学生が参加し、スポーツ政策提言を行いました。
スポーツ政策提言のプレゼンテーションは、予選、決勝(8チーム)のコンペティション方式(競技会方式)で行われました。立教大学松尾ゼミチームは、「震災復興×ダンス×ファントークン―『岩手 MiraI さんさプロジェクト』―」と題して、伝統的なさんさ踊りと Dリーグの自在な身体表現を掛け合わせることで、踊る楽しさの共有、地域住民の繋がり、新たなコミュニティの創造を持続的に図り、岩手県民の心の復興を促進する案を提示しました。

 

 

チームリーダー(ゼミ長)峯本 幸樹さんコメント:

松尾ゼミチームの皆さん
(左から 松尾哲矢教授、松本 広人さん、
錦戸 楓南さん、峯本 幸樹さん、市川 大輝さん)

 

私たちの大学生活はコロナの流行と同時に始まり、本来望んでいた学生生活とはかけ離れた日々を過ごしていました。3年時からゼミが始まり、「学業において何か本気で取り組みたい。」そんな思いから「SPJ2022」という大会に向けて本気で取り組める、松尾ゼミを選択しました。
6人のメンバーとゼミに臨む中で、スポーツ界の課題、スポーツで解決できる社会問題を学ぶと同時に、これまでには無かった考え方や、物事への視点を持つことができるようになっていきました。そんな私たちが考えた施策の中心になるものは「岩手県の震災復興」でした。私たちがこだわったことは、とにかく行動に移すことで、関係者への徹底した調査から得られた意見は施策における強みになりました。
SPJに向けて取り組む中で、自分の時間を削る場面も多く、時にはメンバー同士でぶつかり合ったり、悩んだりすることもありましたが、誰かの仕事や役割を補いながら、全員が納得のいく施策を追い求めて、挑戦し、試行錯誤を繰り返し続けました。大会当日には結果は何であろうと、ここまで熱く、本気で取り組めたことに達成感を感じるほど、妥協の無い徹底した準備ができていました。
結果として最優秀賞を取ることができたのは松尾先生を始めとする、院生、4年生の先輩方のご指導があったからこそでした。ありがとうございました。この経験をこの場だけで終わらせず、この先活かすことが次の私たちのミッションです。松尾ゼミの一員として更に成長できるよう、残りの大学生活でも更に学びを深めていきたいと思います。また、調査関係者、スポーツ産業協会様をはじめ、SPJ2022に携わった全ての方々にこの場をお借りして御礼申し上げます。本当にありがとうございました。